インターンシップがやっと昨日終わりました。

8日間と短い期間でしたが、学んだものは多かったと思います。

行かせていただいた会社は自動車の金属部品製造する会社でした。

プレス、板金加工、溶接などで部品を作り、自動車工場に運んだりしています。

あらかじめ渡されていた実習内容にはCADによる治具の作成と書いてあったのですが。

なぜかアーク溶接までやらしていただきました。

よくアニメ、漫画、ドラマなんかで自動車の整備士なんかが取っ手の付いた鉄の仮面みたいなものを被って、金属板バチバチやってるあれです。

機械の形状は、拳銃のようなものにノズルがくっついて大きな発電機のようなものにつながっています。

拳銃のようなものをトリガーを弾くことによって、その中から電気によってとかされた金属が出てきて、鉄板と鉄板をくっつけます。

その溶けた金属と電気がバチバチを発生させます。

鉄の仮面をつける理由はというと、溶接光を見ることは太陽を直視するようなものなので、その光を抑えるためにつけます。

実際につけてみると偏光板の付いている部分(目の部分)周りは何も見えなく、溶接の光が入ることによってやっと見えるようになります。

それでもサングラスを二枚重ねたぐらい見えづらいかったです。

溶接のときには手袋を着用してスパッタ(簡単に言うと鉄の火花、バチバチ本体)を防ぐのですが。

意味ないです、貫通します、熱いです、それでも溶接中なので手を離せません、スパッタ怖いです。

スパッタに圧倒されて溶接どころじゃないです。

さらに溶接は出来るだけ溶接したい箇所を水平に当てる時間を均一にしながら溶接していかなくてはならず、一定の場所を当て続けてしまうと鉄板を貫通します。

しかも、溶接の熱が高すぎるのか、必ず鉄板自体にひずみがおきて曲がってしまいます。

最初にやったときは溶接箇所がミミズが這ったような状態になり、さらに鉄板を超え作業台まで溶接してしまいました。

何度かやるうちに恐怖心は和らいで、不安定ですが溶接もうまくいく事も増えてきました。


嫌々でもやって慣れてくると楽しくなるんですね。

仕事なんてそんなものかもしれません。

でもアーク溶接は勘弁な☆