プレイ時間増加の理由
最近の大手エロゲ会社の作品は演出の強化、CGクオリティの向上、プレイ時間の増加が目立ってきてるような気がする。
演出やCGがよくなる分には問題ないが、どうしても私みたいなユーザーが悩まされるのがプレイ時間。
全シナリオで数十時間というのは結構辛いものがある。
エロゲは結局立ち絵や背景という補助があっても、文章を読むということは変わりなく、当然普通のゲームより頭を使う。
文字を読み取る作業は文字の特徴を認識することによって初めて意味を知ることが出来る。
それに比べ、アクションゲームなど文章がほとんど表示されないものであれば注視する必要はなく、漠然と観ていても大体のシナリオは頭に入ってくる。
だからエロゲは集中力、根気が必要だ、まあ面白ければ問題ないのだけれども。
つまらなかったら最高の時間泥棒。
しかし嘆いているのは私みたいなユーザーだけではなくクリエイターも同じような気がしないでもない。
エロゲのシナリオライターは基本的に1キロバイト単位でギャラをもらうらしい。
有名なライターであっても1キロバイトにつき1000〜3000円。
当然仕事中に作った作品であるために著作権は勤めている会社(職務著作権)にあって、印税も入らない。
だからシナリオが冗長になりやすい。
そのためか最近ではエロゲのシナリオライターがライトノベル業界進出するケースが多くなってきている。
田中ロミオ、虚淵玄、竹内ゆゆこ、健速、東出祐一郎、涼元悠一、探せばもっといる。
なぜそうなったかは予想だが、ライトノベルの場合やっぱり印税が入るからだと思われる。
ということで私みたいな集中力も根気もない人のために、シナリオライターのギャラもっと増やして、適度な長さで面白いゲームを作ってほしいな。
それで大体みんな幸せ。
1プレイ5時間とかもう最高、虚淵玄万歳。
何でこんな話になったかというと、マブラブやりたいけど公式での全シナリオプレイ時間160時間とか書いてあって萎えたから!
おとなしく鬼哭街やるわ!