子供のためか親自身のためか
ニュースで天才卓球少女、天才少女ゴルファーが現れた、とかよくやってますけど。
あれって、本当に本人達が望んでやっていることなんでしょうかね?
私は無理やり親が自分の趣味を押し付けたようにしか思えないんですよね。
だって幼稚園だの小学生低学年やらのときから、自分で進んで何かやろうとなんて思わないでしょ、普通。
もしその子が大人になって、立派に成功して、満足していたとしても、それは親によって押し付けられた満足であって、結局その人は洗脳されてしまったようにしか考えられない。
例えば、“ある子供”(何かを自分で決断するまでの力があると仮定)が未来を2つの選択肢の中から1つ選ぶチャンスがあるとする。
1つは「ありふれた人生」
もう1つは「親の決めたことを一生涯をかける」
“ある子供”は望むだろうか。
友人と遊ぶ時間を捨て、他のものになるチャンスを捨て、親の押し付けたもの意外すべてを捨てて、ゴルフ、卓球をやろうとするだろうか?
ただ、成功はするだろう、社会的な地位やらお金やらたくさんもらえるだろう。
でもお金ってそんな大切なもんですかね、地位って喉が出るほどしいですか?
しかし、これらすべての親が悪でもないような気がします。
親はこの厳しい現実を生き抜くための道具としてスポーツをやらせたのかもしれない。そこに愛があったからこそスポーツをさせたのかもしれない。
ただ、自己満足のために子供の人生を決めることだけは絶対にしてはいけないと思う。
最近だとよく幼稚園ぐらいの子供の髪を金髪にさせる親がいますが、まさにアレこそが親の自己満足のように思えます。
髪を金髪にすることで幼稚園児に何のメリットがある?
むしろ幼稚園の中でひとりだけ髪の毛が金色だったら完全に異物扱いでしょ。
名前もそうだ、子供が一生背負ってくものに安易な名前をつけるのは間違っている。
この漫画を4話まで読んでて、内容が丁度疑問に思っていたことがテーマだったので、そのことについて書いてみた。
何故4話までかっていうと、web版で読める範囲がそこまでだったからです。
これは買う、amazonさーん出番ですよー。